従来工法との比較
従来工法との比較
鉄筋ジャバラユニット工法の特徴
通常の結束線を使用せず、当社が開発した結束線を使用する事で(鉄筋を結束する結束部分に伸縮部品を、介錯する事により、結束された部分に自由度が付与され、不要な負荷が加わっても、結束線は切断しない。)、運搬コスト、現場にて、人削減、工期の短縮が可能である。
この表は福岡の事例を参考にしたものです。RC10階建てのロウケン施設です。緑の線は在来工法を表しています。赤い線はジャバラ工法を表しています。当初計画した工程より29日間の工期短縮が図られました。
従来の工法
通常、一般的な先組工法は、現場及び、加工場にて、先行できる部材から、先に配筋を行い、現場にて設置を行います。
問題点
- 組立時、運搬時に自重・衝突に耐える為、又主筋等に電気溶接等を行う為、母材破壊が起こる。
- 主筋溶接等の為、組立後の変更が出来なくなる。
- 先に取付を行う為、現場仮置き場が広大な範囲の場所が必要。
- 運搬車両の荷台より、大きなものは出来ない。
- 溶接を行う時は、溶接機等の機械が必要になる。
鉄筋ジャバラユニット工法
利点
- 組立時、一般的な先組を結束線だけで組立を行う。(溶接等は、使用しない)
- 溶接等は使用しない為、母材は傷めない。
- 重ねて置く事が出来る為、工場及び現場の仮置き場が少なくてすむ。
- 重ねて置く事が出来る為、運搬車両のコストが、通常の材料を運搬する量と変わりない。
- 運搬車両より、大きな面積を持つ部材も、畳む事で運搬する事ができる。